ヨガメソッドを思いついたきっかけは、ヨガを始めてからの自分の体が大きく変わったことに驚きそれを忘れることができず、それを誰かに伝えたいとずっと思っていたから。

ヨガを始めたのはその以前にやっていたマラソンの練習での怪我がきっかけ。

マラソン大会シーズンは毎年12月ごろに始まり、4月にかけてメジャーな大会は終わります。毎年期間中にはハーフ１回、フル２回を目標にエントリーしていました。

毎日10kmのランニングを日課にしてたオフピーク時の体重は65kg。シーズン3か月前からは大会に向けたメニューをこなし、月間500㎞前後の距離を走りこんだ時のベストの体重は62kgでした。

怪我が治るまでとランニングを止めて、運動不足解消に始めたヨガでしたが、最も走り込みをした時の体重以下にはなることがないと思っていたのが、半年で約5kgも落ちたことには驚きました。減量しようと思ったわけでもないのに自然に脂肪が落ちました。そして、それ以上にびっくりしたのは、ランで走り込めば当然疲労を感じるものが、ヨガにはまったくなかったこと。90分近くヨガの練習でポーズをとり続けても、疲れるどころか終われば心も頭もスッキリ、体はエネルギーで満たされた状態でした。当時のヨガの先生が言った「マラソンは消耗だけどヨガ充電なんですよ」という言葉が印象的でした。

これだと思ったその時以来、怪我が治っても辛いマラソンには戻れず、ヨガを日課にしています。

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